成犬のメリット

 

大人のわんちゃんを飼うことの良さについて一緒に考えてみませんか?



 
 

●大人になったわんちゃんを飼いませんか?
 私たち、ドッグ・レクリエーション協会では名古屋市動物愛護センターが行っている成犬譲渡を応援しています。
 なぜ保健所で殺される犬が減らないのか。その理由のひとつは、捨てる飼い主がいるから。そして、大人になった犬・猫はもらい手がいないから・・・。同センターで行われてきた仔犬の譲渡会は、競争倍率5〜6倍だと言います(平成17年6月からは事前に申し込んだ方から順番に譲渡するスタイルに変わります)。その中の一人でもいいから、大人の犬をもらいうける事を考えていただけないでしょうか?

問い合わせ
名古屋市動物愛護センター TEL.052−762−0380

※お申し込みには名古屋市在住であることなどの条件があります。ご確認ください。

 


 
  成犬なら、(ある程度)犬の個性がわかる。
  ペットショップの店頭に並ぶ仔犬たちは小さくて、弱くて、大人しいもの。
  でも、大人になるにつれ、その犬種独特の特性を発揮して運動量を必要としたり、
  体が大きくなっていったりします。その変化は、成長を覚悟して
  飼育を始めた方でも戸惑うことがあるほど。大人の犬であれば、
  体の大きさがそれ以上変化することはほとんどなく、運動の必要性、
  穏やかなのか、にぎやかなのかといった性格もある程度把握できます。
  また、生後6ヵ月までは犬の社会化を学ぶ大切な時期。
  その大切な時期に、親・兄弟から離され、他の犬と接することもなく
   育った犬は、問題行動を起こしやすいものです。
  大人になっている犬なら、問題行動の有無も把握できます。

 



 
  ●成犬なら、一緒にいる期間が短くてすむ。
  こういう書き方は語弊があるかもしれません。が、あえて書かせていただきます。
  仔犬は何事もなければ16年くらい生きると言われています。 ですから、
  例えば、定年退職後、仔犬を飼おうと思うと、犬が天寿をまっとうできるまで、
   あなたが生きているか、ということも考えてほしいんです。しかも、仔犬は
  これからが成長期。運動・活動欲求も高まるばかりです。その相手を
  していけるでしょうか? 大人の犬なら、運動欲求もある程度落ち着いて
  きているし、逆に、運動欲求の低い子を探すことも可能です。
  4歳、7歳で捨てられた子もいますから、あと約10年、あなたの
  パートナーとして生きてくれるだけですみます。もちろん、あなたと犬が
  健康であれば、という条件がついてはきますが・・・。
  仔犬だって年をとれば病気をします。人間だって病気をします。病気への備えは、
  仔犬でも、成犬でも、人間でも必要なことではないでしょうか?


 



 
 

●「成犬は慣れない」というのは誤解。
  「犬は仔犬から飼わないと慣れない」と思っている方が多くいらっしゃいます。
  犬は飼い主が自分の世話をやいてくれること、遊んでくれること、
  危険から守ってくれることを通じて、飼い主を信頼し、慣れていきます。
  その過程は、仔犬を飼うときにも必ず必要な過程であり、
  「仔犬から飼えば自然に慣れる」という考えそのものが間違いなのです。
  ただ、大人の犬の場合は、少し時間がかかることがあるだけのこと。
  名古屋市動物愛護センターでは、一定の観察期間中に、犬のしつけの
  状況や性格などを把握し、その犬に適した飼い主を捜すというスタイルを
   とっています。ですから、子どもが大好きで人が大好きという犬と出会うことも
  できるし、番犬になるような「よく吠える子」を見つけることもできます。
  仔犬をゼロから訓練して、子どもにも慣れる子、番犬になる子に育てるよりも
  ラクと考えることもできるのです。あとは、飼い主と信頼関係を結べるよう、
  日常の世話をするだけです。



 
 

●犬との関係を育める人になろう。
  確かに、愛護センターから犬を譲り受けるには、家族構成、飼育経験、
  飼育環境などの調査を受けなければなりません。でも、これは
  ペットショップで犬を買ってくるときにも考えておかなければならない
  ことではないでしょうか? 子どもにせがまれて犬を買ったとしても、
  その子どもが成人してしまったら、結婚してしまったら、どうしますか?
  ペット禁止マンションでこっそり飼うことにして隣人とトラブルになったら?
  初めて犬を飼うのにしつけの難しい犬を飼って、飼育を続けられますか?
  犬が捨てられる理由のひとつに、「引っ越し」があります。
  あなたが引っ越しすることになったとき、いまの家では飼えるけど、
  次の転居地では分からないのであれば、その愛犬の運命はどうなるのでしょう?
  また、残念ながら愛護センターに犬を貰い受けにくる方は、命の大切さを
  考えている方ばかりではありません。犬をタダで仕入れて仔犬を高く売ろうと
  思っている方、虐待を目的にしている方…。一度は捨てられた命だからこそ
  今度は幸せに生きてもらいたい。だから良心的な方にお譲りしたい。
  それは、毎日のように犬・猫を処分させられているセンターの職員の方が
  切に願っていることではないでしょうか。

  愛知県は日本で一番、犬の登録件数が多い県だと聞きます。
  その中のひとつの都市である名古屋市の平成15年度の殺処分数は、
   犬は628頭、猫は6427頭。

  その半数以上が、飼い主自ら持ち込んだものであり、
  迷い犬として保護された犬の大半は、飼い主が現れることがありません。
  それが現実であり、殺処分施設がなくならない原因なのです。


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